ふれあい広場  2019 
 かまくらある記 6
№118

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「イタリアの小さな街を訪ねて」 
その2
 会員: 市川 靖子

イタリアの小さな街を訪ねての旅 (その2)

 ≪ラヴェンナ≫
ラヴェンナという街
その昔は西ローマ帝国やビザンティン帝国(東ローマ帝国)西側の首都だったという街

 
≪サン・ヴィターレ聖堂≫
色のついた陶製やガラスの小片を一つ一つ埋め込みながら絵を描く「モザイク」で知られた街
聖堂、霊廟、洗礼堂等の建物はビザンツ様式の豪華な物で、どれ一つ取ってもスゴ~イ
さすがイタリア!!!
そんなスゴイ建物がどうしてここにこんなに沢山あるんだろう?と驚くばかりだった
その中で「サンビターレ聖堂」を訪れた。
外観は質素だが、一歩足を踏み入れると
室内の壁や天井、床にまで施された美しい色のモザイク装飾に圧倒された

キリストやテオドラ妃の絵は特にすばらしい
街に出ると、モザイクの壁掛けを売っているお店があったり
道路標識までもモザイクだったりモザイク一色の街だった

 
 
 

ラヴェンナ街中のお店

≪チンクエテッレ≫

銀色の車体に黄緑色のドアーのついた電車に乗った
線路は海岸ぎりぎりの断崖の上を通っている
「チンクエテッレ」は5つの漁村の総称
全ての村に電車の駅があり、5分も走ると次の村に着く
その内の2つの村を訪ねた
ヴェルナッツァ駅下車

ピンクや黄色のパステルカラーの外壁に緑色のドアーがついた
カラフルな家が崖に沿って上へ上へと建っている
崖と崖の間の狭い谷にまで家が建っていた
  磯の香がする海岸に出ると、教会の鐘が時を告げ、クリスマスソングを奏でていた
ここはイタリアの漁村
異国の海を味わうひと時だった
次にマナローラ駅で下車し、別の村を訪ねた
 切り立った断崖に張り付くようにびっしりとカラフルな家が建っている
ずり落ちないかと心配になるほどスゴイ光景だ

ここも坂道の両側に土産物店が並んでいた
家と家の間の路地は狭く、すぐにはずれに着いてしまう小さな村だ
 
 夕方、駅のホームに戻るとまさに太陽がひろ~い海の水平線に沈むところで
夕焼けがキラキラと海上一杯に広がっていた。なんて美しい海なんだろう!!!

ベンチで隣りに座っていたイタリア人のご夫婦に話しかけると

「チンクエテッレはイタリアの中でも特殊な街で人気があり
夏の海はもっときれいよ。観光客で一杯だけど、ぜひもう一度夏に来て下さい」
と優しい笑顔で話していた。

ここでも娘が折り鶴をあげると「オ・リ・ガ・ミ」と言ってすごく喜んでくれた
折り鶴は皆さんに喜ばれる
ご夫婦は私達とは逆方向の電車に乗ったので、両手を振ってお見送りした
ご夫婦も名残り惜しそうにいつまでも手を振っていた
地元の人との楽しい出会いだった
 

≪サン・マリーノ共和国≫
 世界で5番目に小さいイタリア国内にある独立国
国土面積は日本の十和田湖や八丈島と同じ
中央にそびえる標高約750mのティターノ山にロープウエーで上り
さらに急な階段を登って城塞へ
   
‘さらに’高い見張り塔の中の階段をぐるぐると上り
てっぺんから見下ろすと、赤茶色の屋根が点在し遠くにアドリア海が見えた
「山頂の独立国」と言われる中世の街が広がっていた
 

今回の旅は小さな街の散策だったが、坂が多く、城壁を歩いたり、
塔のてっぺん迄300段もある階段を登って下の街を眺めたり
、教会のらせん階段をぐるぐると回りながら登ったり・・・

鎌歩協の「歩け」で鍛えた脚力を活かして毎日2万歩いた。
「ウオーク」は私の貴重なトレーニングの場として
これからも一歩一歩大切に
感謝の気持ちを持って歩き続けたいと思っている。